餌与え

ヒナは大食漢である。親鳥は引っ切り無しに餌獲りに飛び立ち、戻って来ては与えるの繰り返しだ。
生まれてから一定期間は無制限に与える。しかしある程度成長した時点から、今度は徐々に量を
減らしてゆく。そして一定の場所で与えていた餌も場所を少しずつ、ずらしながら与えるようになる。
自助努力で獲物を獲得してのみ生存できるのだ、と。早く飛び立ち巣立つことを願い指導しているのだ

↑(5/下) 獲ってきた餌を口から出して与える ↑(5/下)数回に分けて与える 
↑(5/下)新鮮なイワシだ ↑(5/下)新鮮なイカ
↑(5/下) (1)餌を口から出そうとしたが敵を察した ↑(5/下) (2)餌与えを中断して周りを警戒する
↑(6/上)地面に吐き出して与える ↑(6/上)口移しで与える
↑(6/上)食欲の旺盛なヒナ ↑(6/上)餌与え中に他の親鳥に横取りされたりする
(6/中)   @嘴を開く A↑↓口を開けて餌を・・・ B↑↓口の中で取らせた

餌を与える時、近くに他の親鳥が
いたり、狙われていそうだと感じた
場合には餌を地面に吐いて
丸出しで与えることをしない。

親鳥は大きく口を開けて餌を
口移しの姿勢でヒナに与える。
↑(6/上)はじめにイカの足をあたえた〜 ↑(6/上)イカの足の次は、胴体を吐き出した
↑(6/上)四羽のヒナの餌量獲得は苦労だろう ↑(6/中)餌を吐き出そうとするが、なかなか出てこない
↑(6/上)「盗賊カモメ」といわれるように獲物を奪う
のは日常茶飯事。奪う方も奪われた方も真剣勝負
↑(6/上) 獲物の奪い合いをしている側で行司のよう
に見守っているのは、横取りするべく狙い中なのだ
↑(7/上)顔面傷だらけの親鳥、ヒナを育て上げた ↑(7/下)河豚は毒だと知っているようだ、食せず放置