縄張り(80cu)を犯したヒナは攻撃されて逃げ惑う。素早く自分の縄張り範囲に戻れれば問題はない。
互いの縄張りは連続して存在しているから複数箇所を侵すことは珍しくない。よって自分の縄張りを、
離れて広範囲に逃げ廻れば巡るほど、攻撃される回数が多くなり、当然致命傷を受けてしまう。
急所は頭部だから、狙い狙われるポイントは頭部である。攻撃をかわすことが生き延びることになる。
死ぬためにではなく、生きるための命の尊さが、ここにある。
(5/下) 三兄弟で最後に孵ったヒナは 脆弱なのか下に在って弱々しく 両足をピクピクと動かすだけだ。 |
下になっている弱ったヒナは、 動けない。他の二羽の兄弟は 激しく動き回りながら弱った ヒナの上に乗りあがっている。 |
親鳥が餌を持って帰ってきたので 元気な二羽は巣から飛び出た。 押しつぶされたヒナは動かない。 生死は外敵だけではない。 |
(5/下) ヒナを追い詰めてメッタ突き |
ヒナは力尽きてしまって動かないが ピクピク動いた瞬間、強烈な突き。 あまりの強烈さに驚いた。 |
(6/中) 虐めていたヒナが側溝板に足を 落として動かない・・・・ 動かないと攻撃はしない。 |
↑(5/下)割れた卵の殻の側でヒナは死んだ放棄巣 | ↑(6/上)ほとんとは急所の頭部の損傷で命を落とす |
↑(6/上)左側親の留守に隣右側の親がヒナを襲う | ↑(6/上)哀れ! |
↑(6/上)既に攻撃されていたヒナが突然動いた・・・ | ↑(6/上)横から、いきなり動いたヒナの頭部を再攻撃 |
↑(6/下)兄弟ヒナ同士の口減らしである。 強い兄ヒナに頭部を突かれ逃惑う弟ヒナは餓死寸前。 三羽誕生で2番目が3番目をやることが多い。 親鳥はそばで唯、眺めているだけで何もしない。 |
↑(7/上) まさか!これまで大きく成長したヒナが 攻撃されて命を落とすとは! 自然界の生存競争のし烈さである。 |
↑(7/上)干乾びた羽を持ち上げた | ↑(7/上)何を思うのだろう? |
↑(7/上)親ほどに大きくなり生き延びている | ↑(7/下)二羽兄弟の片方だけ生き残った |
↑(6/中)表皮がはげた | ↑(7/上)同じ場所を集中攻撃されている |
↑(6/中)いずれも頭部背後を攻撃されている |
↑(6/中)頭部側面の攻撃受け |
↑(6/中)禿げ頭になった | ↑(6/中)横に深切れ傷 | ↑(6/中)側面に穴が開く |
↑(6/中)斜め背後から見た | ↑(6/中)頭部は変形した | ↑(6/中)穴とコブ状態 |
↑(6/中) ヒナ三羽とも頭部に傷がある。 ヒナ同士の突き合い喧嘩により生傷を負っても 親は止めない。餌を食べ生き延びるだけだ。 |
↑(6/中) 親鳥の口の中は赤い。 鋭く尖った嘴は凶器そのものであり、まともに 突かれたらたまったものではない。 |
↑(6/中)三羽のなかで二羽は頭部無傷中 | ↑(7/上)二兄弟ともに成鳥できそうだ |