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福の神 八戸弁財天 蕪嶋神社
御祭神 市杵嶋姫命(イチキシマヒメミコト)
例大祭 旧暦三月三日 ・ 付祭 四月第三日曜日
御開帳 十二年に一度、巳年の旧暦三月三日
蕪嶋神社写真

○由緒
 市杵嶋姫命は、神代の時代に天照大神が須佐之男神と誓約を行った時にお生まれになった三神の神、市杵嶋姫命・奥津島姫命・多岐津姫命の内の一神で美しい女神様であります。
 当神社は、伏見天皇の永仁四年六月(約七百十年前)海中から財弁天の尊像御鏡が浮かび上がって来たので、これを蕪島に「蕪嶋大明神本地辨財天」として祀ったと伝えられております。
 地元である八戸藩では初代藩主以来、累代藩主の信奉が厚く、特に三代藩主南部遠江守には後世継ぎの嗣子が無かったので大変御心痛なされ蕪嶋神社に男子出産の祈願をしました所、  御加護を頂き目出度く一男を授けられました。以来藩史には数々の御神徳が記されています。

○御神徳
 当神社は八戸城(市中心地)から見ますと東方角に当たります。東方角は日出る運気上昇の方位とされ、豊かな生命力・活力を授けて戴く吉方位に鎮座しております。
 市杵嶋姫命(弁財天)様の御神像は、八っの肘の八臂で手にはそれぞれ弓・刀・斧・羅索・矢・杵・矛・宝珠を持っており財運・厄除け・知恵・音楽・諸芸・交通航海・産業振興・五穀豊饒・富貴の守護神として、また御神像の頭上には、鳥居と男神を頂く事から夫婦円満・縁結び・子授け・安産の神様として信仰を集めております。
 
○つちのとみ
 巳巳の日(財弁天のご縁日)に三回願かけ参拝すると蓄財・学芸・農産など諸々の福が授けられると伝えられ、また、辰年と巳年生まれの守り本尊として崇敬されております。

○蕪島とウミネコ
 江戸時代には蕪島周辺が八戸藩唯一の貿易港・漁港として藩の経済を支えてきました。大正八年には橋が架けられ、それまでは完全な離島で渡船に頼っていたものが自由に往来できるようになりました。その後、昭和十八年から埋め立て工事を行い現在のような陸続きとなりました。
 蕪島は大正十一年にウミネコの繁殖地として天然記念物に指定されました。毎年二月の節分過ぎた頃からウミネコが集まり始め三月末には三万羽を越えます。四月産卵、五月孵化し子育てが始まり、六月末から巣立ち、七月末から徐々に飛び立ち八月上旬には全てのウミネコが蕪島から離れます。
 島の長さは約三百メートル・幅約一百四十メートル・高さ約十九メートル・周囲約八百メートルの瓢箪型の島です。

※八戸市鮫町出身の久保田政子画伯奉納『弁財天お姿』、大絵馬(二点)、「蕪島の四季」障壁画(七点)。
八戸市立鮫小学校児童奉納『ウミネコ乱舞』天井画(五十六点)を展示しております。

《拝観時間は午前九時半から午後四時まで。ご希望の方はお問い合わせください》
蕪嶋神社: 0178-34-2730


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