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「飛翔」
一斉に島から飛び立つのは狐やイタチ等の天敵に襲われて逃
げているのではなくその理由は不明らしい。産卵前までの群翔
集団を大雑把に分けると4〜5集団あるようだ。
整然としたまとまりのある集団として群翔する様子を眺めている
とリーダーがいそうだ。鳥の集団維持は視覚と聴覚に依存する
が、昆虫の持っている集合フェロモンにでも似る何かを合わせ
持っているのではないかと、思ったりする。

海に突き出る長く幅の広い防波堤は、外海〜内海と重複して設置されている。 広大な表面積を有し、陽当たりは抜群で、障害物は無く平坦であり、侵入する外敵さえいない。 寒暖の激しく変化する春先は特に格好の避難、休憩場所の一つである。
大干潮時の防波堤横を過ぎる舟と、防波堤上の廣い面積を埋め尽くして
羽を休めるウミネコ。おおかたの面積比較ができる。
4群団に分かれて飛翔している。
島を離れて水面に浮かんでも・・・・
それほど時間をおかずに飛び立つ。空・陸・水面ともに賑やかだ。
羽数が増えてきた。
移動するようす(A)
移動するようす(B)
この一群団のなかにリーダーがいると考えるのだが・・・
うねり寄せ来る大波に似た形を保持しハイスピードで飛翔する。
地面を蹴って一斉に右肩上がりに飛んでいった
地面を蹴って一斉に水平維持で飛んでいった
左端に、クチバシを開けて声高らかに鳴きながら飛ぶ姿
この時期の争いは皆無。営巣に入ると争いに明け暮れる。
Uターンする時に腹部に当たる陽光で真っ白に輝く。
長い列となってUターンした。
鳴声と風を切る羽ばたき音は耳元にまつわりつく。
手前に向かってくる鳥と、左側に飛び去る鳥が交差する接点。
空いっぱいに広がった(A)
空いっぱいに広がった(B)
飛び立った一郡を上方より見下ろした。
(4/下}台形状の地形上に鎮座する蕪嶋神社
嵐日には上空を飛ばずに、海水面すれすれに飛行する。
 見上げていると岩のなかから吐き出されてくるようにも見える。



「飛翔の別資料」

抱卵をはじめると全体的に飛ぶことは激減する。
そしてヒナが孵り、飼育時期の餌与え中期より、グループによる飛び方のヒナ指導に
移行する。その頃にはヒナを置いたままとか部分場所毎に、兄弟鳥や先輩鳥たちが
まとまって飛翔する。成長中のヒナたちに飛べる素晴らしさを実際に示して、早く飛ぶ
ように促し教育をしているのである。
 蕪嶋の地面より数度温かい海面で過ごす。
 積雪の蕪嶋上を舞うウミネコ
 (1)群翔は手前側に着地、だが右側上の集団は飛んでいる。
 (2)飛んでいる群翔は、そのまま沖へと飛び去る。
 (3)その集団が着地するであろう右側地面は空白である。
 (4)その飛び集団は着地している「これが異なるグループの境目」ではないか?
 (5/下)抱卵中は島全体に一斉飛翔はしない。たまに小集団で部分飛翔するも
1〜3分で戻ってしまう。 菜の花だらけの中に営巣しているであろうこの鳥の羽
と腹部に大量の花粉が付着して黄色に染まっている。
 (2008.5.30)最高気温11℃、最低6℃、ヤマセ強風で寒冷。菜の花も終時期の島に
珍しく多数が飛翔した。 数日間連続した季節外れの雨霧と寒さのために生まれた
ばかりのヒナは耐え凌ぐことができず多く死んだ。 初春に飛来した頃の群翔との
特徴的差異は、地面に居て飛ばない仲間も多い。よって一斉飛翔とは云い難い。
蕪嶋フッタ情報