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(8/下)あの喧騒は何処にもない  漁船の網に集まった越冬組等
漁船から荷揚げするトラックから、こぼれるイカを奪い盗る
魚市場のコンテナ入りイカ 魚市場サバの水揚げ
屋外乾燥の煮干 フグは放置して食べない
(10月)天日干しの煮干を狙う、鳥も追払う人も熱気が入る
(8/上)種差芝生の餌付け人 (9月)岸壁に居候
(9月)サバ巻き網船団やイカ船をたよりに居候する越冬ウミネコ
(10月)えぐる荒波で波打ち際に寄せたエラコに群がる(カラスもいる)
岸壁でイカ船出漁を見届ける 観光船の餌投げにこびる
(11月)小漁港の船揚場に (11月)風速30mを飛ぶウミネコ
(12月)海鵜とウミネコの日向ぼっこ (12月)旭日に輝いて
(1月)極寒に耐える (1月)猛吹雪のなかを飛ぶ
(2月)2月の大嵐がなければ春はやってこない
2月下旬最初の集団が飛来した。蕪嶋には着地しない
黒雁と一緒 鴨と一緒

「大人鳥になるまで4年」
茶褐色の幼鳥は少しずつ色あせて白色に変化する。
つがいを組み子育てできる成長鳥になるには4年かかる。
1年鳥 1年鳥
2年鳥 2年鳥
3年鳥 3年鳥
4年鳥でも腹部に黒毛が残る 均整のとれた成年鳥
実に微笑ましい 金髪ウミネコがいた

「釣糸が危害を及ぼす」
透明な釣糸が脚に絡まり、水かきを欠損したり足先が
餓死してしまう鳥もいて、餌捕りなどで大きなハンディを負う。

きつく絡んで餓死した脚先 泳ぎも1本脚しか使えない
緩く絡んで餓死を免れた 欠損した脚と上は正常鳥の脚


「独身鳥の見学学習」
柵の上から巣作り、抱卵、ヒナ育てをしている夫婦鳥をつぶさに観察
している未成長鳥と独身鳥。近い将来自分が巣作りをする場合は
草地、岩上、通路の端や木の陰など、何処が最も自分に適している
かを学んでいるのである。恋の仕方、餌の与え方など。このように
して成長鳥になるまで良く観察し勉強をしているのだ。ヒナ育てを
していない独身族たちは、ヒナの飛び方法の訓練時期などには
集団の一員として大きな力となって協力を惜しまない。
成長鳥たちのようすをつぶさに観察
春の着地したばかりの頃のようす
上記の同じ場所で産卵の頃のようす:蕪嶋の内側を見ている

「オオセグロカモメ等の営巣抱卵」
ウミネコより一回り大きいオオセグロカモメは蕪嶋内に営巣を試み
ているのがいる。約2km離れた深久保海岸では営巣抱卵してヒナ
が誕生し育っている。また港内の岸壁に、特に冬場に多いが北海
道地域より移動してきた複数の小集団も見かける。その他に同じ
冬場にはセグロカモメよりもなお大型の白カモメも少数飛来する。
(オオセグロカモメ=親・ヒナ共にピンク脚。 ウミネコ=親は黄でヒナはピンク脚)
3月5日早々と着地したなかに
侵入鳥のオオセグロカモメが混入
オオセグロカモメの対が陣取る
一角は面積を広く確保している
大きな体のオオセグロカモメのヒナ 陣取るオオセグロカモメ
12月に飛来したオオセグロカモメだけの大集団
(ウミネコは1羽も混じっていない)
蕪嶋の鳥瞰図

「2006年10月の津浪並みの大高潮被害」
もしも、ウミネコの繁殖・子育て中の出来事で
あったなら壊滅的な大打撃をこうむったことであろう。
北側:茶褐色の先端まで波が寄せたもの
石がフェンスを突き破る 後片付け時:ブルトーザーで
積み上げられた流木の山
海水浴場の最上部
東屋の周り 海水浴場シャワー室前
岸壁上にもゴロゴロした石や流木
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