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(H)ヒナの育ち
ヒナは無傷で育つことは少ない。
兄弟争いや縄張り侵害で攻撃、格闘するからだ。


(6/上)まだ足腰弱い おっと!転んだ
(6/上)情けない表情 ついつい眠ってしまうヒナ
両親に守られている時は安全度最高 
(6/中)満足そうな親の顔。実は猛暑で参っている顔なのだ 
腹ばいは無防備姿勢  猛暑で口をあけて放熱
(6/中)右巣を出て左にいるヒナ  (6/上)2羽兄弟 
(6/上)3羽兄弟  (6/上)4羽兄弟 
4羽兄弟は塊になっている  背を低めて羽広げ 
寒冷以外水に強いヒナ  頻繁に銜える木片類 
平坦地の縄張り範囲がおおよそ判る 
土砂降り雨日は地面に座らない。例外は岩の上 

「寒冷暴風雨からヒナを救おうとする親鳥」
ヒナの誕生最盛期である6月上旬に、それまで暖かな日々が続いて
いたが、急変して寒冷強風氷雨の大嵐となって、なおも雨降り日が
数日続いた。誕生したばかりで脆弱なヒナは全身が濡れた上に、
強風に体熱を奪われて多く死んだ。

下記はヒナを救おうと懸命に元気付けをする親鳥である。
2009.6.26〜7月上旬  @全身を震わすヒナの頭部を突付く 
A嘴を押さえたり・・  B眼頭を押さえたり・・ 
C鳴声を出した  D元気に全身を震わす 
E羽広げても震っている  F横転してピクピク
G哀れ、既に力尽きた  生き延びたヒナは
常に身震いをし水を弾いた
 
 攻撃をかわすことができる  種子つき菜種下のヒナ 
 (7/下)巣離れして柵上にとまるヒナ 
 一人立ちした   ヒナ育てを終えた中年鳥 

「哀れ!ヒナ全滅地域」

2009.6.26日から寒冷強風氷雨となり、7月上旬にかけて続いた。
丁度ヒナの誕生真っ盛りの時期であり、生まれたばかりで体力のない
ヒナは多く死んだ。外敵侵入を阻むフェンス内は安全さはあるが、
フェンス外では野良猫の侵入被害でヒナの全滅した地域があった。
(2009.7.4.)何処にもヒナは1羽もいない。
外敵である野良猫の自由に出入りできる、
この一帯で育っていたヒナは1羽残らず全滅した。
(2009.7.4.)外敵の侵入し難いフェンス内。
黄文字を添えたところにヒナがいる。
羽数も例年通りで、かなりのヒナ育ち数がわかる。
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