島の岩場、平地、窪み、道路面や草間など至る所に巣を
作る。隣との巣に間隔を設けないのは仲間同士の巣が密着
することでイタチや猫などの外敵から身を守ることが出来る
のだ。なお、人の多いこの島に集中して営巣するのは彼等
の知恵で人間を恐れる外敵が侵入しない場所と知っている
からで人間と共存共栄だ。
ペァーは未だ決らない
↓
ペァーは徐々に決まりかけている
↓
確定した夫婦鳥は判る
巣材料枯草を運ぶ
巣材料に羽毛もある
岩上の巣にむしり草を・・
巣材料には海草もある
両足で巣窪みを作る
巣窪みに材料をセット
既に確定した夫婦
夫婦鳥には余裕がある
岩上の窪みに巣作り
木のほこらに巣作り
葉上に巣作りの未熟親
水際に巣作りは危険大
木類を寄せ集めた巣
草茂みに巣作る
ベンチに巣作り
断崖絶壁の巣
雨日の抱卵は動きが少ない
羽を横に広げて抱卵
卵を放り出して抱卵
岩地の抱卵
平地で抱卵している状態
「産卵する卵の数量について」
殻は鶏と同じ大きさで60g、殻表面は緑がかった褐色で斑点模様
の保護色だ。孵化率は70%で2個抱卵するのが最大の孵化率で、
2〜3個抱卵する巣が圧倒的に多い。
●抱卵温度=39〜40℃
●抱卵期間=25〜26日
*不届きな親鳥もいて、自己産卵のものを隣の巣に入れて知らん
振りを決め込むものもいる。一方入れられた親鳥は自分のもの
として丁寧に扱い差別は一切せずに、大切に抱卵を続ける。
よって5個以上ある巣は疑いがある。但し5個産卵もある。
1個産卵
2個産卵
3個産卵
4個産卵
薄緑の殻
乳白色の殻
白色殻は珍しい
糞塗れで白くなったもの
落下した卵は放棄し抱卵しない
抱卵中の親が立ち上がった
爪は黒い
手前のフェンス外は
野良猫の被害が多くある
縄張りが接近し過ぎる
抱卵しながら縄張り争い
(5/中)抱卵環境は大別して●斜面地●平地●岩石地
⇒
(左)抱卵していた・・・⇒(右}高潮で巣の全てが流失した
「抱卵を入れ代わる」
メスとオスが交代で抱卵する。
その入れ代わる瞬間動作を次に3例示す。
1
⇒
@
抱卵中の親鳥が立ち上がる・・
左から交代親が寄ってきた⇒
A卵を回転し体を寄せながら
抱卵中の親鳥と入れ変わった
2
⇒
@手前側の親鳥は
ゆっくりと時計回りに移動⇒
A相手に触れたところで
抱卵を入れ変わった
3
⇒
@抱卵中の(左)は、
立ち上がり足を引いて・・・⇒
A寄ってきた(右)に
抱卵場所を引き継いだ